宮城県小学生プログラミング大会(河北新報社など主催)のプレイベントが12日、仙台市太白区の東北工大であった。小学生約30人が参加した。
東北工大や仙台城南高の教員らが指導役を担当。
児童は教育用プログラミング言語「スクラッチ」などを使い、人工知能(AI)と対戦するじゃんけんゲームを作ったり、小型ロボットを自動運転させたりして、プログラミングへの理解を深めた。
仙台市七北田小2年の八谷威久郎(いくお)君(8)=泉区=は「正しくプログラミングできたのか、ロボットを動かしてみないと分からないのが楽しかった」と満足げに語った。
プログラミングは思考力や課題解決能力の向上を目的に、本年度から小学校で必修化された。
東北工大技術支援センターの西尾正人技術職員は「楽しみながら学べる仕掛けを今後も続けていきたい」と話した。
発想力や表現力を競う県小学生プログラミング大会は11月22日、東北工大で開催。
最優秀賞受賞者は来年3月に東京で行われる全国大会に出場できる。
作品は今月30日まで募集している。
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